7月20日から、ネット証券大手のSBI証券で、Tポイントでの投資信託の購入が可能になるとのニュースが入ってきました!
SBI証券は、Tポイントで株が買えるんじゃないの?
いえ、Tポイントで株が買えるのは、SBIネオモバイル証券です。
何かややこしいのぅ。
ポイント投資なら、楽天証券じゃない?
そうですね。これまでは、ポイント投資と言えば、楽天証券の代名詞でした。
ここに来て、Tポイントを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブとSBI証券の提携により、ポイント投資への波が加速してきたように思います。
今回は、Tポイント投資が可能となったSBI証券とSBIネオモバイル証券、そしてライバルの楽天証券との比較をしてみたいと思います。
SBI証券とSBIネオモバイル証券の比較
現時点では、まだ資料が少ないのですが、SBI証券の公式サイトの情報をもとに、SBIネオモバイル証券のポイント投資との比較をしてみましょう。
証券会社 | SBI証券 | SBIネオモバイル証券 |
投資対象 | 投資信託 | 株式、ETF、REIT |
SBI証券では、Tポイント投資ができるのは、投資信託だけみたいだね。
そうですね。 現時点では、SBI証券の本店では、投資信託のみを予定しているようです。
株式やETFの投資までしてしまうと、ネオモバを作った意味がなくなっちゃうもんね。
おっしゃる通りだと思います。
ただし、今後は、国内株式の取引量に応じてや、投資信託の保有量に応じてTポイントの付与を予定しているようです。
SBIネオモバイル証券の詳細は、下記記事をご覧下さい。
SBI証券と楽天証券のポイント投資の比較
では次に、ライバルの楽天証券との比較をしてみたいと思います。
証券会社 | SBI証券 | 楽天証券 |
投資対象 | 投資信託 | 投資信託 |
積立投資 | 未定 | 可能 |
クレジット決済 | 未定 | 可能 |
投資対象は、どちらも投資信託のみだね。
積立でのポイント投資は、未定みたいだわ。
そうですね。楽天証券の場合も、積立への対応は後回しでしたから、後々対応するのかもしれませんが、現時点では未定との事です。
※ 追記:口数買付についても不可との事です。
クレジット決済についても、楽天の場合は、同系列の楽天カードがありますが、SBI証券の場合は、どうでしょうね。
その他にも、NISA口座やつみたてNISA(※)にも、どう対応するのか、新たに情報がほしいところです。
※ 現時点では、ジュニアNISAには、不対応との事です。
現時点では、まだ楽天証券のほうに、分がありそうだな。
楽天証券やつみたてNISAについての詳細は、下記記事をご覧下さい。
SBI証券でTポイント投資が可能にのまとめ
現時点では、まだ情報が少ないのですが、Tポイント投資が可能となったSBI証券とSBIネオモバイル証券、楽天証券とのポイント投資について比較してみました。
SBI証券がTポイントが提携した事により、今後も楽天証券との競争は激化していくのでしょう。
利用者にとっては、楽しみですね。
今後も情報が入り次第、本記事にアップしていく予定です。
じつは以前、何かの記事で今の楽天証券に対抗するのは、SBI証券とTポイントが提携するしかないだろうと書いたことがあります。
その時点では、何の接点もない、この両社が提携する事はないだろうと考えていました。
それが実際に実現するのですから、未来というのは分からないものですね。
CCCにとっても、新たなポイントサービスが次々と生まれてきていますし、SBI証券にとっても、楽天経済圏を持つ楽天証券は脅威だったのでしょう。
どの分野でも、トップの座を維持していく事は大変ですね。
今後もSBI証券の革新に期待していきたいと思います。
今回も最後までお読み頂きありがとうございました。